2017年3月22日

兵庫で開催される第40回全国高等学校ハンドボール選抜大会（高校センバツ）がいよいよ明日23日から始まります。好評発売中の弊誌「スポーツイベント・ハンドボール2017年４月号」では、大会の注目選手を紹介しています。しかし、見てほしい選手はまだまだたくさんいます！
大会に出場する女子選手の中から、誌面では紹介しきれなかった好選手を編集部がピックアップ。大会で一番輝く女子選手はだれか。今大会のヒロイン候補を紹介していきます。

男子編はこちらから。

左から高水・碓井、水海道二・齊藤、不来方・中村（歩）

中村歩夢（岩手・不来方２年／172cm／ＢＰ）
東北を代表する大型左腕。線は細いが、テクニックは充分。鋭く、打点の高いシュートを相手ゴールに突き刺す。また、ポスト大窪（172cm）とは攻守で抜群の連携を見せる。

齊藤詩織（茨城・水海道二２年／160cm／ＢＰ）
しなやかな動きから得点を量産する好センター。昨夏はエース相澤（３年、今春卒業）へマークが厚くなったのを逆手に取り、次々にゴールを奪って得点王（32得点）に輝いた。上級生になり、精神面の成長も感じられる。

須田希世子（東京・佼成女２年／153cm／ＢＰ）
前述の齊藤（水海道二）とは違ったうまさがあり、視野が広く、仲間を活かしながら試合を組み立てるタイプ。好不調の波がなくなれば、チームを上位に導けるはず。

阿久津祐子（埼玉・埼玉栄２年／168cm／ＢＰ）
栃木出身のサウスポー。下級生の時からコートに立ち、シュートの力強さに定評があったが、ここ１年は精度も増すなど大幅に伸びた印象を受ける。精神的支柱としてチームもまとめる。

金山桃歌（富山・高岡向陵２年／170cm／ＧＫ）
水海道二・宝田とともにこの年代を代表する守護神。相手との駆け引きを楽しみ、シュートを誘い込む。北信越予選の福井商（福井）戦では７ｍＴを３本連続でセーブするなど実力を見せつけた。

高木奈央（愛知・名経大市邨２年／172cm／ＢＰ）
圧倒的なシュート力があり、左のエースとして前回大会の準優勝に大きく貢献した。センター伊藤のリードから高木がゴールを量産するのがチームの持ち味。

村田乃恵（三重・四日市商２年／176cm／ＢＰ）
経験は浅いが、176cmの長身は魅力的。昨年のインターハイはケガでほとんど出場できておらず、今大会の爆発に期待したい。

箱崎乃映（大阪・四天王寺２年／151cm／ＬＷ）
四天王寺のスピードスター。脚力を活かし、速攻によく走る。旧チームから攻守の要で活躍してきた平田が今大会は故障のためベンチアウトという状況なだけに、箱崎にかかる期待は大きい。

碓井鈴果（山口・高水２年／169cm／ＧＫ）
身体の使い方がうまく、大崩れしないのが特徴。前回大会は主力として３位を経験し、今年もエース横田とともにチームを引っ張る。

松本紗奈（山口・岩国商２年／158cm／ＢＰ）
高さはないが、鋭いシュートを放つなどパンチ力がある好アタッカー。フェイントやオフ・ザ・ボールの動きにも優れ、“打てる司令塔”としてチームのＯＦをけん引する。

日野星花（愛媛・今治東２年／151cm／ＢＰ）
昨年は春夏ともに序盤戦敗退だったが、日野の気の利いた動きはめだっていた。とくに速攻でその動きが活きてくる。シュートテクニックはあるので、あとは味方と連動してチャンスを作り出せるかがポイントに。
高校センバツの展望を占った４月号は好評発売中です。書店や弊社オンラインショップなどで購入できます。
すぐに手元にほしい方はスマートフォンやパソコンで見られる電子版がオススメ。富士山マガジンサービスと雑誌オンラインで配信中です。

Check